ぐるんぱ
2009.09.06
S.Horiuchi SETAGAYA BUNGAKUKAN
「ぐるんぱのようちえん」
絵本カフェで働いていたころ、一番のお気に入りだったのがこの絵本。
休憩時間になるといつも読んでた。
ぞうが好き。
まんまるほっぺのぐるんぱが好き。
絵がかわいいのはもちろんのこと、
色づかいや、文字のバランスが絶妙で
すごく素敵だと思った。
この絵本の作者、堀内誠一さんの展覧会に行って、納得した。
彼は、絵本作家としてだけではなく、
雑誌「anan」や「BRUTUS」などのロゴデザインをはじめ、
数々の雑誌のアート・ディレクターとして
多彩な創作活動を広げてきた、そんな偉大な人だった。
恥ずかしながら、そのことを知ったのは、今回が初めてで
正直、すごく驚いた。
展示されていた作品は、
どれも本当に素晴らしものばかりだったけど、
その全てを同じ人が作ったふうには見えくて。
堀内さんの作品、ひとつひとつに違った色や顔、
世界観があって、それぞれに魅力があった。
だから、あの「anan」のロゴをデザインした人と
「ぐるんぱのようちえん」を描いた人とが同一人物だなんて
考えてもみなかった。
それって、本当にすごいこと。
や。すごいとかそういう次元じゃないのかも。
まだまだひよっこの私にとってそれは、
衝撃的で
まぶしすぎた。
こだわりを持つことは大事で。
けど、その限界を決めつけちゃいけない。
やってみなきゃわからない?
わからないならやってみたらいい。
わからないからやってみたい。
もっともっと、いろんなモノをこの目で感じたい。
ぐるんぱだって、きっと。
